気圧の変化で体調不良になるのはなぜ?
こんにちは!
今週は気圧の変化が激しく、いわゆる「気象病」や「天気病」と言われる、天気の崩れによる頭痛やめまいなどの不快な症状を感じられた方も多かったのではないでしょうか。
気象病ってなに?
気象病とは、天気の崩れによる気圧の変化によって引き起こされる、身体的、精神的不調のことを言います。
✅崩れる時が予測できる
✅頭痛や耳鳴り、めまいなど不快な症状が現れる
✅関節痛や昔の傷が痛む
✅イライラしたり、悲しくなったり感情の起伏が激しくなる
など心当たりはありませんか?
低気圧による影響が心身に及んでいる場合、それは気象病かもしれません。
気圧の変化と自律神経
台風や豪雨など、天気が崩れる時には気圧が大きく変化します。
気圧が変化すると、内耳にあるセンサーが反応し、自律神経を興奮させます。
気圧の変化で自律神経が乱れるの?と不思議に思われるかもしれません。
そもそも、「自律神経」と「内耳」には密接な関係があるのです。
体内で気圧を感じるセンサーが内耳にありますが、自律神経が敏感な方はわずかな気圧の変化もキャッチしてしまい、自律神経症状がお身体に現れやすくなってしまいます。
また天気の変化だけではなく、例えば飛行機に乗った時や、車や電車でトンネルに入った時、急にエレベーターなどで高所に上った時など、耳に違和感をもたれたり、不快な症状が現れたりしたことはありませんか?
気圧の変化を内耳にあるセンサーがキャッチし、自律神経を興奮させるので様々な症状を引き起こしてしまうのです。
気象病対策
気象病対策として一般的に言われているのは
・十分な睡眠
・頭部の血行改善
・38℃〜40℃のぬるめの温度での入浴
・首や肩のストレッチ、有酸素運動
などがあります。
それにプラスして
・鍼灸治療
・ローラー鍼によるセルフケア
・温灸によるセルフケア
をしていただくと、更に症状を改善することができますよ♪
セルフケアの仕方は、治療時に詳しくお伝えしています。
「コロコロ(ローラー鍼)はお守りです!」
と言われる患者さまが本当に多く、セルフケアで症状が改善出来るのは私にとっても嬉しいことです。
当院は自律神経症状の改善を得意としています。
おひとりおひとり、原因も違えば症状も違います。
同じ「頭痛」でも、
気圧の変化が原因?
眼精疲労が原因?
生理周期によるホルモンバランスが原因?
…など、様々な可能性が考えられます。
辛い症状には原因があります。
原因となる根本的な体質から改善してみませんか?